日本人人質
金曜の昼飯でマニュエルに「おもしろい記事を読んだぞ。日本人の人質は日本に帰ってからの方が辛い日々を送ってるらしいな」とからかわれるw
これだな。(ちなみに彼はバリバリのイラク戦争賛成派*1でNYTはどっちかというとイラク戦争反対派の新聞だが、それでもwebで読んでる。新聞ってこういう「信用」が大事なんじゃないかね。)
Published: April 23, 2004
TOKYO, April 22---The young Japanese civilians taken hostage in Iraq returned home this week, not to the warmth of a yellow-ribbon embrace but to a disapproving nation's cold stare.
なんとか日本を弁護しようと試みるも、うまくいかず。大体日本人てのはリクツじゃなくて「空気」で動く*2から、外国暮らしでその「空気」に身を浸してないとどうも説明できない部分があるんよねー。結局
- 人質の親が記者会見で
- 「子供が迷惑をかけてごめんなさい」とまず言わなかったこと
- 政府を批判したこと
- 人質が
- 不注意だったこと
にみんな怒ってんだよね?まーなんかそのへんを説明しようと思ったんだがうまくいかんかった。
親については、そもそもなんで謝らなきゃいかんのか(移動の自由というのは基本的人権だしなぁ)なんで政府を批判してはいけないのかという点と、あと「なんで親の行動で子供が叩かれないといけないんだ、子供の行動で親が叩かれるならまだしも」という超個人主義のドイツ人らしい突っ込みで撃沈。
子については、ファルージャの事件に伴う情勢の急激な変化で同時期に多数の外国人が人質になってるから、その人らだけとりわけ不注意だったといってもイマイチ説得力なしであった。。