よかった優勝して。。

試合自体はかなりつまんなかった(やっぱイランとやりたかったな・・)けどノープロブレム!公式大会の決勝戦ですもの。
格下相手に超かったるい試合展開にして相手を勢いに乗せないようにする(追いつかれちゃったらいつでもギアチェンジできるもんね)という、横綱相撲でしたね。今日の中国はまるでW杯でトルコと戦ったときの日本に見えた。(応援の単調さも含めて*1。)日本も、中国相手ならこういう試合運びを公式大会の決勝戦でできるとこまで成長したんだなあと思うと感慨深い。
1on1で昔「ケンカでいうと相手がナイフ持ち出さないように必死になってるのが日本で、持ちだしたら持ちだしたでそれなりにという懐の深さがあるのがトルコだった」みたいな喩えがあった(ような気がして今探したら見つからんかった*2)が、今回の中国と日本もそんなかんじに見えた。日本と世界の強豪国の差が縮まってきて「あとちょっとの差しかないがそのあとちょっとがとてつもない大きさなのだ」とよく言われるけど、その「あとちょっと」の差を他のアジアの国につけて容易には負けないところまではとうとう来ましたね、日本も。(まーまだイラン韓国サウジあたりが相手だとそこまでは言えないけど。)PKもレッドカードも封じられた中国は、ドイツとやったときの韓国に似て全然怖くなかった。

この大会で中国にサッカーブームが巻きおこれば東アジアサッカー全体のレベルアップにとっても素晴らしい大会となりますね。糞観衆のおかげで中国が日本にとって「絶対に負けたくない相手」として急浮上(?)したのも大歓迎。やっぱ隣国同士がそういう感情とともにガツガツやり合う中で切磋琢磨できる環境が、あるとないとでは全然違うもんね。(ちなみにドイツにとってはオランダがそれにあたるそうな。)

ケンちゃんちで試合見てTUの宿舎に戻って昼寝していま学校にみなさんの感想を読みに来たところ。自分のを書き終えたのでこれから楽しみに読ませていただきますわ♪
日本代表のみんな、北京まで応援に行ったサポの方々、本当にありがとう。


*1:これは日本もまだ改善されてないけど・・。思うに今まで中国の観客が異常に見えたのは第三国同士の戦いなのに異様に日本の対戦相手に肩入れしたという点だけで(国歌にブーイングってのもあるけど)、中国自体がやってる試合中のブーイングとしてなら、あれぐらいはぜんぜん普通ていうか甘いぐらいじゃない?日本の応援だってもっともっと殺伐としなければならんと、オレは思う。

*2:追記:村沢さんから発見したとの連絡あり。→こちら。オリンピックもたのんますよ。1on1個人的にすごく好きなのではてなより!)がんばって編集してくださいませ>おりたさん。←お二人の持ち味の「無茶で強引な言い切り」が、なんかいちいち二人の意見がことごとくぶつかる(^^;というプロセスにより客観性とまではいわんでもある種「おおそうかも」という説得力をもつ過程が面白い。