ブッシュって・・・

今日はこれから学校に出勤だが、ちょっとチャットで議論、とパソコンを立ち上げたついでにはてなアンテナを見る。
かえるさん経由で「イラク五輪代表がブッシュに激怒……大統領選に利用するな!」を見る(BBCの元記事)。あーあぁ・・・
で、久々にグローバルセキュリティをチェックしてみたんだが、6月の「主権委譲」後も米兵の死者全然減ってないじゃん。こらあかんな。(←そういや去年フセインが捕まったころは、俺もまだ主に日本の糞マスコミしか見てなかったから「米軍を攻撃してるのはあくまでフセイン支持の残党」という情報操作にのせられてて「これで米兵の死者も減るだろう」と思ってたな。)
こうやって統計になっちゃうと単なる数だが一人一人がどうやって死んだのかを見てるとだんだん陰鬱な気分になってくる。もちろん米兵よりはるかに多くのイラーキーが死んでいるわけで、もはや米軍による支配の正当性がイラクのフツウの人々に認められる状況は到来しないのではないか。知らんけど。
スペインもポーランドもオランダもイラクから撤兵となると、まともな国はもう残ってなくないか?なんか属国系(^^;でもフィリピンとあとどっか中南米の国も撤兵したよね。日本はいつまでおつきあいするんだ。いつまでもあちらの人に「おつきあい」と見做してもらえる保証はないのですぞ。
以下いつもの神浦さん(ちなみに2chによるクロスチェックwはこちら):

自衛隊が駐屯するサマワの治安が急速に悪化している。現地で拘束された武装イラク人4人が陸自を詳細に撮影したビデオのほか、自衛隊襲撃を宣言するビデオを持っていたという情報がある。またサドル派がサマワで行動を活発化しているという見方が強まっている。サマワを管轄するムサンナ州警察のカムーリ・アルザヤディ本部長は、8月に入って陸自を狙った迫撃砲攻撃が3度あったという。そのほとんどはサドル派の「マフディ軍」で、すでに50人を拘束し、100人が潜入していると見ている。サマワではサドル派に蜂起が呼びかけられ、治安が急速に悪化している。
(朝日 8月24日 朝刊)

今朝のNHKニュースでは、サマワで最大の有力部族の7人が、自衛隊を攻撃した容疑で警察に拘束されたと報じていた。昨夜も宿営地の数百メートルそばで数発の爆発音が聞こえたという。自衛隊を砲撃するのはサドル派か、地元部族か、いずれにしてもこの動きは嫌な感じである。

サマワでは8月になって、オランダ軍がイラク人と銃撃戦を行う事件が発生している。オランダ兵士1名が死亡し、イラク人にも死者が出ている。もはやサマワは戦場であることを疑うことすらできない。それなのに日本政府はサマワは安全という虚構を変えようとしない。ただただ政府は責任をとりたくないだけの話である。