島田紳助所属タレント司会者

有罪確定ですか。けっこうなことで。
いくらなんでもおりたさん

朝日放送の「ム〜ヴ!」では、コメンテーターの大谷昭宏氏が『検察が裁判で争う必要はないと判断したということは、紳助と被害者女性の食い違う部分で、紳助の言い分が正しいと判断したからでしょう』という趣旨のこと

は恥ずかしいとおもいます。分かってて書いてんのかほんとに「朝日放送」の「コメンテーター」の「〜でしょう」を信じてんのか。
起訴状見てないけど(どっかに出てないんかね)たとえば日経新聞からひくと

10月25日、大阪市の放送局内で女性を複数回殴ったうえ、髪をつかんで壁に頭を打ち付けたり、顔につばを吐きかけたりするなどして、全治2カ月のけがを負わせた

という検察側の起訴事実を全面的に認めて書面でその旨を明らかにしたので、「50万円以下の罰金や科料に相当するような軽微な犯罪」ということで略式命令になったわけです。
参考:「略式起訴」「刑事訴訟法 第六編 略式手続」
しかし女の人を密室に連れ込んで

  • 複数回殴ったうえ
  • 髪をつかんで壁に頭を打ち付けたり
  • 顔につばを吐きかけたりするなどして
  • 全治2カ月のけがを負わせ

これで30万円ですむなら、この手のサディストにとってはけっこう安い娯楽ですね。ストレス発散に流行るか(-_-;;



追記に対する追記:
いちおう読んだ上で追記を書かれてるようなのでさらに追記重ねw

さらに追記:この辺の起訴事実認めていたのに、略式で済んだのは意外、日本の検察は被害者側への心証悪いとその辺加味しちゃうことあるから、その辺でなにか被害者側がミスした? 民事で色々と出てくるでしょうし、それが終わるまで復帰無しが既定路線かも。

そんなことはどうでもよくてですな、まず

『検察が裁判で争う必要はないと判断したということは、紳助と被害者女性の食い違う部分で、紳助の言い分が正しいと判断したから』というのは悪質かつ真っ赤な嘘である

これは御理解いただけたのでしょうか。もうちょっと噛み砕いていうと

「紳助(が記者会見で言ったこと)と被害者女性の食い違う部分」について、島田紳助所属タレント司会者こと長谷川公彦氏御本人が、『あの記者会見は嘘でした、「複数回殴ったうえ、髪をつかんで壁に頭を打ち付けたり、顔につばを吐きかけたりするなどして、全治2カ月のけがを負わせ」ました、そのように犯罪の事実を確定することに全くもって異存ございません』と書面で確認した

ということです。で本人が全面的に認めたので、ほぼ自動的に「30万円<50万円」ということで略式命令になるわけ。*1
この大谷昭宏という人のやってることはセカンドレイプならぬセカンドリンチの続編ですな。まー繰り返しになるがテレビというのは嘘でも何でも騙してほしいと思ってる人を騙してあげるためのメディアだから、大谷氏自身は御用電波芸人としての職責を全うしただけにしてもです、それを真に受けてwebに書いちゃうのはちょっと恥ずかしいんじゃないかな、というだけです。


*1:「複数回殴ったうえ、髪をつかんで壁に頭を打ち付けたり、顔につばを吐きかけたりするなどして、全治2カ月のけがを負わせ」これが「軽微な犯罪」でたったの30万円のションベン刑というのは、日本の司法がこういう問題についてどう考えても告訴するのがバカバカしくなるように調整されておりそれはそもそも日本の司法というのがヤクザにその辺の紛争処理を委せているというか車の両輪同然でとかいう話になってきてややこしいので以下略。