10月からの行き先が決まりますた。
ワルシャワのポコルスキーせんせいのとこに一年間。学生の人に参考になるかもしれないので経過を報告。(英語の文面とか参考にしたかったら直接メールくれればおへんじします。)
- まず1月8日(土)にせんせいから「おまいさんうちのショートリストに載ったけど、一年だけしか予算がないけどそれでも興味あるか」と問い合わせがくる。この時点ではどっからもなんも言ってきてなかったので否も応もなく「興味あります」と返事。
- 13日(木)に「オファーするよ。来週の終わり[すなわち21日(金)]までに返事してねん」とメールが来る。研究グループとしては非常にアクティブで申し分ないのだが、なにぶん一年しかないのではツライのでほとんどあらゆる所に「よそからオファーが来たけどそちらでは私の応募の状況はどうなってますか」と送る。
- ツヴィーナーせんせい@ローマとラタッツィせんせい@セルンから14日(金)にセレクションがあると返事があるも、セレクションに落ちる。勝手に本命のひとつにしてたクィロスせんせい@バルセロナからは「うちはまだセレクションはじまってないよ」との返事が_| ̄|○
- 14日(金)夜にヘベッカーせんせい@ハイデルベルグから「遅れてごめん。なんとか状況を特定して伝えられたらと思ったんだが叶わなかった。君の応募は印象的だったしもちろんショートリストに載ってる。がオファーできるかどうかはよその状況に依る。もしすぐ返事をしなければならないのなら今もらってるオファーをアクセプトしてくださいな」との色よい返事。内心「キタ━━━(゜∀゜)━━━ !!」
- 17日(月)に上司のマニュエルに相談したら以下のような非常に貴重なアドバイスが:「まずヘベッカーに time frame つまりどれくらい待てば結果が分かるのかを聞くべし。もし一週間やそこらならポコルスキーが延長を断わることはまずあるまい。もしもっと長いのなら条件付きでアクセプトする、つまりハイデルベルグからオファーがない限りワルシャワに行く、ことを交渉してみるべし。(たとえばうちのオファーも一件セルンからオファーがない限りはという条件付きでアクセプトされている。)」
- ヘベッカーせんせいに聞いたら「数日でわかるかもしれないし、来週のなかばまで遅れるかもしれない」との返事が。*1
- 次の日18日(火)にポコルスキーせんせいにメールを書く:「返事が遅くなってごめんなさい。一緒に働けるチャンスを頂けてうれしいです。現在ハイデルベルグのヘベッカー教授の返事を待っていますがこれは単に安全のため2年以上の仕事の方が好もしいという理由です。彼は『数日でわかるかもしれないし、来週のなかばまで遅れるかもしれない』といいました。もし一週間期限を延長してくださったらすなわち28日(金)まで待ってくださったら、あるいは、条件付きでアクセプトするすなわち21日(金)以降はハイデルベルグからオファーがない限りはワルシャワにいくことにコミットすることをおゆるし頂ければうれしいです。」
- 19日(水)に「2年以上の静かな時間がほしいのは分かりますよ。ハイデルベルグから返事が来たらすぐに連絡してください。ただしもう一週間以上待つのは難しいです」との寛大なおへんじが。感謝。
- 同日ヘベッカーせんせいに「〆切を28日(金)に延ばしてもらうように交渉しました」と送る。すぐに「それまでにはたしかに返事ができます」と返事が来る。
- 待つ。
- 24日(月)にSISSA@トリエステからショートリストに載ってるとの連絡が。おせー。「今週中に決めないといけない」と返事を書く。
- 26日(水)ヘベッカーせんせいから「結局最初の人がオファーをアクセプトしました」との連絡が。期待はしてなかったんだがそれでもかなりガックリきた。SISSAにもう一度問い合わせのメールを出す。
- 今日27日(木)朝来たらSISSAから「もう埋まってる」との返事が来てる。即ポコルスキーせんせいにアクセプトのメールを出す。(まーこれはどのみち自分の研究の面ではポコルスキーせんせいんとこの方がいいしな。)
こんなかんじでした。まー短いけどがんばっていっぱい論文かくしかないですな。がんばるぞー。
[追記]書き忘れたがもういっこのおやくだち情報:いったんアクセプトしたらもう他からのオファーを受けることは許されないが、パーマネントやそれに準ずる職(テニュアトラックとか5年のポスドクとか)のオファーが後から来た場合はそっちをとってもよいというのが暗黙の了解となっている。