魔法先生ネギま!が YouTube から消されてる( ´_ゝ`)

 シリーズ続き〔
 学校で、今日の夜やること全部終わったら見返すために読み込んどこう、と思って YouTube にいったらけ消されてる。ドイツ人(オーストリア人?)がなんやしらん素敵なドイツ語の歌とリミックスした AMV も、みるからにアメリカのオタクって感じの奴がエミネムの「父ちゃん死んじまっただ」みたいな歌詞のラップとリミックスした AMV も、ポルトガル人(ブラジル人?)が作った対訳も、100個以上あったのが何もかも。_| ̄|○
 誰かがチクったのかな。無粋なことする奴も居るもんだな。世界中のファンはいうまでもなく、元のアニメの創り手ふくめて誰一人得をする者が居ないじゃないか。
 26話全部見てるうちにCDのみならず是非DVDも全巻揃えようと思うに至ったが、なんか一気に冷めた。万が一テレビ会社とかが文句いったんだとしたら、絶対に金を出したくない。腹の底にタールのように溜まった冷たい怒りがまた知覚され、一切音楽を聴かなくなった頃の自分に戻る。なんの力もない一市民である僕にとってできることは遠ざかることのみ。iPod 買うのもヤメだ。


 だいたいポピュラー音楽って口コミで友達から友達へ「おいちょっとこれ良いから聴いてみろよ」って手から手へコピーされて伝わっていって、とりわけ感動した人が金を出して買う、そういうもんじゃなかったですか?
 マスメディアで流れてるのを聴いて店で買う、それしかないそれ以外は逮捕なんてなんて貧しい世界でしょう。「去年一年間の不法コピーの被害額ン百億ドル」とかそういうの見るともう反吐が出るね「そんなカスみたいな流行歌、只じゃなきゃ聴かねえよブァーカ!!」
 アーティストが、途中に寄生虫がいっぱいぶら下がる巨大な産業を経由して大量複製したレコードやCDを売って大金持ちになる、なんていう時代こそが芸術本来の姿である「評判のゲーム」とは掛け離れた異常な事態であって、大量複製技術が誰の手にもあるコモディティと化した現在ムリヤリそれを維持しようというのは反芸術的だ。昔にカエレ。いやむしろネットの進歩で直接アーティストに金がいくルートができたぶん昔よりさらにいい。

 そもそもがオープンソースである音楽を恐怖による支配でむりやり「パッケージ化された物を購入する以外、演奏するのもリミックスするのも厳禁」なんて押さえつけてもさー、「大勢の前で歌ったら罰金、下手すりゃ逮捕」そんなものにみんなが愛着を持って金を出すと本気で正気で思ってんですか?知財ヤクザのみなさんは。

 音楽→ヴィデオも一緒だ。

 ついでにこのへんも参照:「JASRAC@アンカテ」「「のまネコ」に見るWeb2.0時代の階級闘争 - michikaifu’s diary」「表現の自由 VS 知的財産権 その5 - 丸山茂雄の音楽予報