靖国神社参拝問題といえば、

前日14日に中曽根康弘がテレビに出てなんかごちゃごちゃ言ってたが「お・ま・え・が・い・う・な」と思ったのは私だけではあるまい。
 そもそもポツダム宣言受諾決定日の8月15日は靖国神社にとっては神学上*1なんの意味もない日であり、本来参拝すべきは春秋例大祭。歴代の首相は参拝してきたが中国は何も文句言ってこなかった。A級戦犯合祀後も。で中曽根が弱小派閥出身の田中傀儡(中曽根風見鶏なんて言葉もあったな)というイメージ払拭のための人気取りだかなんだか知らんが、わざわざショーアップして中国にとって象徴的な8月15日に意味のない参拝をし問題を作り出してメンツを潰したのがそもそもの始まりである。おまけに次の年以降参拝せず「内政干渉でもなんでも強く言えば言うことを聞く」前例を作った張本人でもある。んだよね?(参照
 老害

 今回の騒動に関しては、かえるさん経由で宋文洲さんの文章を読めたのが一番の収穫か。むかし僕がお参りしたときは(境内の土俵で父の友達の草相撲があったw)まだ遊就館も建設中で静かなもんでしたが、そんなロクデモナイ展示になってるとは。現宮司が阿呆なんですかね。そういやシュテファン君(反米ドイツ人w)も「あれは酷い、軍国主義そのもの」と言ってたな。

 今回の問題でも、日本のマスメディアが頭悪すぎて、それを鼻であしらう小泉さんには快哉を叫ばずには居られないが、そういうのってしょせん国内問題で外からの目がないっちゃーないわな(色々 Google News とかから辿って英語メディアも見てはみたが、どれも薄くてピンと来なかった)。

 しかし近代的民主体制を100年以上も続けてきていまだにまともなジャーナリズムが育ってないってのはいったいどういう事なの?

 と文句いうばかりでは建設的ではない、というのも、新聞とるとき毎日新聞を選んだ理由の一つではある。全体として頭悪い左翼論調ではあるものの「署名記事」をちょっとでも応援しよう、とな(民主主義とは肥溜めの中からよりマシな糞を選び出すプロセスでありますよね)。

 いやしかし正直にいえばサイバラの漫画がよめる、という魅力の方がでかかったかもしれない。こないだの日曜の漫画、カモちゃんととうとうよりを戻したという内容には只々「おめでとう」という他はない。またグダグダすんだろうけど、がんがれ。超がんがれ。

 なんの話だっけ?

*1:本来の神道は教義も神学もない融通無碍なもんである、靖国神社みたいな「新興宗教」とは違って、というのは置いといてw