今週は

月曜午後は文献紹介を聞く。
火曜はお茶大でおよばれセミナー。いやー女性がいっぱいいると華やかでいいですな。菅本さんがいっぱい突っ込んでくれて楽しかった。Choさんの奢りで飲む。楽しかった〜。4年生には阪大受けてね!院生にはセミナーしにきてね!と宣伝しておいた(^^;
今日水曜は日大でおよばれセミナー。御茶の水から歩きながら「どうも見覚えがあるな」と思っててしばらくして気づいたが、浪人生の時一年間駿台に通った道であった。終わった後、昔一緒のとこに居たことがある某氏から色々と面白い話を聞く。*1
昨日と今日の午前中は引っ越しetc.にともなう書類出し(例えば単身赴任による下の子の保育園への申し込みの点数アップの為に出す書類とか)で忙しかった。共同研究者に御迷惑をおかけして申し訳ない気持ちでいっぱいだが明日は一日仕事できますので・・・(こんなとこで書いても読んでないだろうがw)


*1:ごく大ざっぱにいうと、日本の私大というのは国際的な水準でみるとそこで研究が行われ(さらにはその世界に触れて頂く事で学生さんの高等教育にも繋がっ)ている「大学」というよりは、どちらかというと会社に入るための就職予備校であり、早慶をはじめとする上位校とそれ以外の違いというのはその就職先が日本国内の大企業であるか中小企業であるかの違いに過ぎなかった訳ですよね、少なくとも今までのところ。分野にもよるだろうが外国の研究者に Waseda とか Keio とか言っても普通は知らんし、例えば人事なんかでも私大は学内出身者以外では、野心に燃えてバリバリ研究してる若手よりは東大や京大を定年退官したお年寄りを取りたがる(もちろん全部が全部そうだという訳ではなくて例えば僕の知ってる範囲でも重力では伝統的に早稲田に強いグループがあったり、最近では慶応の素粒子がニッタさんをはじめとする元気のいい若手を積極的に採用して「ちゃんと研究しようぜ」というムーヴメントが窺えたりするわけだが)。んでまーどちらかというと私大に行っちゃうと研究者コミュニティからは decouple してしまう例が多くて「ぶっちゃけどんなかんじよ?」と聞いてみるチャンスがあれば聞いてみたかったんだが、聞いてみたらそれはそれで割と面白そうな世界であった。たとえば「間違ってばっかりいるけど超自信家で(←EGCH君(仮)は物理が分かっていない、とか言い切るらしいw)とにかく他人が気にせず通り過ぎちゃうような事をつっこむのが身上の先生」とか、「東大で銀時計とって(理学部総代で卒業して)すぐ就職した後ウン十年一本も論文書いてない先生」とか(後者は「教育に燃えてるんですか?」「否」「じゃ何を楽しみに生きてるんですか?家でギターでも弾いてんの?」「研究」「???」「論文は一本も書いてないけど実に頭がいいし流れにもついていってるしツッコミも的確」「スゲー!」)、人類全体をみたときに研究というのは如何に多様性が失われないようにするかが大事な訳で、日本の私大というのは色んな不思議人材のプールとして貴重なのではないかな、と思った。もうちょっと外部と交流があるとそのユニークさが更に生きると思うのだけれど。