ダウンロード違法化法案のパブコメが始まった!!(〆切2007年11月15日)

 「やつら」は以前にも利害関係者の大量動員で都合のいいコメントを送りまくって凌いだ前科がある。ここで負けるわけにはいけない。このページの数少ない読者の皆さん!ぜひぜひ反対意見を送って下さいな。

「文化審議会著作権分科会私的録音録画小委員会中間整理」に関する意見募集の実施について

 明らかに提出先を無茶苦茶分かりにくくして身内にしか提出されないようにしている。「意見公募要領(提出先を含む)」と書かれたファイルをざっと眺めたが提出先なんて書いてないぞ(判明したら追記します)。→追記
 つーかこのインターネット時代にまだオンラインに意見募集フォームつけてリンク貼るようになってないのね。なんて遅れてるんだ日本。

状況が良く分からない人のためのリンク


とりあえず自分のブクマから新しい順にそれらしいのを並べてみる。

 パブコメは「一応国民から意見を聞きましたよ」というアリバイ作りに過ぎない、と言われることもありますが、そうでもないと思います。パブコメの結果もネットで公開される時代ですから、反対が多ければ、少なくとも国会に法案が提出される段階で「こんなに消費者から反対意見があるのに押し切るのか」という議論の材料にはできます。


 パブコメの力は今後徐々に大きな存在になっていくと思いますよ。国民とかユーザーの声って、分かりやすく「票」につながる話ですから。政治家を動かすには「金」か「票」しかないわけで、今後ネットと政治の関係が深くなっていかざるを得ない以上、国会で法律を審議する政治家もパブコメを無視できなくなるでしょう。


 過去に、CD輸入権の問題で法改正があった時、権利者側が大量に社員や関係者に対してパブコメの“動員”をかけたということがありました。あのときは輸入権だけでなく、書籍の貸与権に関する法改正もあったのでマンガを出している出版社も社員に対して『「今回の法改正案は賛成です」というパブコメを出しなさい』というメールが回っていましたね。


 だから、音楽業界と出版業界が「うちも保護してもらう代わりに、向こうも保護してもらおう」的な感じで、あのときの著作権法改正に大量の「賛成コメント」が集まった。その結果、実際にパブコメも賛成多数になり、改正法案もすんなり通ってしまいました。

一部抜粋(原文はリンク先へ)

文化庁著作権課の川瀬真氏は


視聴のみを目的とするストリーミング配信は一般にダウンロードを伴わない
視聴のみを目的とするストリーミング配信は一般にダウンロードを伴わない
視聴のみを目的とするストリーミング配信は一般にダウンロードを伴わない


ため、動画共有サイトを視聴するだけでは違法行為にはならないとする見解を示した。


IT・ジャーナリストの津田大介氏は、「違法ダウンロードが法制化された場合は、キャッシュとして保存することも複製と見なされ、違法行為になってしまうのか」と疑問を示した。 この質問に対して川瀬氏は、



「それが複製にあたるかどうかの知識はない」
「それが複製にあたるかどうかの知識はない」
「それが複製にあたるかどうかの知識はない」


と前置きした上で、2006年1月に提出された文化審議会著作権分科会報告書の内容を紹介。

腐ってます。川瀬さん馬鹿なんじゃなくて馬鹿のふりしてでも通そうとしてるんだよこれ絶対。※参考までにbewaadさんによる擁護(になってないと思うが・鯖が貧弱なのかめちゃくちゃ重いのでリンク先飛ぶときは注意)。
 んで、

日本レコード協会、違法ダウンロードへの民事訴訟「ないとはいえない」
日本レコード協会、違法ダウンロードへの民事訴訟「ないとはいえない」
日本レコード協会、違法ダウンロードへの民事訴訟「ないとはいえない」

(--#


最後に直接は関係ないけどこれもリンク:



追記:パブコメの出し方

「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会中間まとめ」に関する意見募集の実施について

意見募集要領 (PDF)

(1)提出手段 郵送・FAX・電子メール
(※電話による意見の受付は致しかねますので、御了承下さい。)
(いただきました御意見の収集・整理の便宜のため、なるべくメールによる提出をお願いしたく存じます。)


(2)提出先
住所:〒100-8959 東京都千代田区丸の内2-5-1
文化庁長官官房著作権課 法規係 宛
FAX番号:03-6734-3813
電子メール: ch-houki@bunka.go.jp
※件名は必ず、「法制問題小委員会中間まとめに関する意見」としてください。


(3)記入要領
件名「法制問題小委員会中間まとめに関する意見」
1.個人/団体の別
2.氏名/団体名(団体の場合は、代表者の氏名も御記入下さい。)
3.住所
4.連絡先(電話番号、電子メールアドレスなど)
5.該当ページおよび項目名
6.御意見

「文化審議会著作権分科会私的録音録画小委員会中間整理」に関する意見募集の実施について

意見募集要領 (PDF)

(1)提出手段 郵送・FAX・電子メール
(※電話による意見の受付は致しかねますので、御了承下さい。)
(いただきました御意見の収集・整理の便宜のため、なるべくメールによる提出をお願いしたく存じます。)


(2)提出先
住所:〒100-8959 東京都千代田区丸の内2-5-1
文化庁長官官房著作権課 宛
FAX番号:03-6734-3813
電子メール: keiyaku@bunka.go.jp
※件名は必ず、「私的録音録画小委員会中間整理に関する意見」としてください。


(3)記入要領
件名「私的録音録画小委員会中間整理に関する意見」
1.個人/団体の別
2.氏名/団体名(団体の場合は、代表者の氏名も御記入下さい。)
3.住所
4.連絡先(電話番号、電子メールアドレスなど)
5.該当ページおよび項目名
6.御意見

以上二つ。ch-houki@bunka.go.jp と keiyaku@bunka.go.jp にメール出すだけです。出すべし。