なんか

切込隊長んとこからの辿って小倉秀夫さんとこの祭に参加してみる。

 私は、特定の人をこちらから「ネット右翼」と決めつける気はないので、自主的にカミングアウトして下さいとお願いしたわけです。そして、その実態を知らないから、自ら話をして欲しいと思ったわけで、「『ネット右翼』というのはこういうものである」という決めつけは一切行っていないのです。

ってのはまぁどうみても釣りにしか見えませんが(マジで書いてるならそうとう頭悪いか頭に血がのぼってるか、ま後者でしょうけど)

あのですね、、、
ネット右翼」というのは、自分をアイデンティファイするための言葉ではなく、相手を非難するためのレッテルなわけです。
プロ市民の方はカミングアウトしてください」と言われて名乗りでるリベラルの人はいないでしょw

と釣られてみてるのが私だ。
しかし切込隊長

確かに私は消極的民主主義者ですね。正確に言えばDemocratsではなくRepublicanでありBurkeanに属します。

ってのもどうかと。Republican(共和主義者)なんていうと自動的に反王制、日本でいえば反天皇制になっちゃうけどいいのかにゃ〜。共和制ってのは君主制(繰り返しになるが日本でいえば天皇制)の対義語なわけよね。(王国であるイギリスの主要政党には共和党はない。)
切込隊長の好きなアメリカで正統の地位を保つ政治思想達の中には、「日本の保守」とコンパチブルなものって、存在しないんでは。(アメリカの「保守」ってのはもうバリバリの民主主義者なわけで、それをそのまま日本に持ってきたらリベラルに位置づけられる位置に来ちゃうよね。)
二次大戦後の日本の保守ってのはちゃんとした思想体系じゃなくて単なるマルクス主義のアンチだから、マルクス主義が嘲笑とともに扱われる時代が到来すると背骨がなくなってぐだぐだのぷうになっちゃってるわけですが、その、保守=「天皇制支持」「大きい政府」「規制護持」「ぜんぶおかみのいうとおりにしてなさい」という日本の文脈の下で、切込隊長が「保守」を自称するのは大変紛らわしいと思う。既にあるコトバが定着しちゃってるときに「このコトバの本来の意味は」とかがんばってもしょうがないんで(という「保守」的な立場に立つとすると:-)、新しい概念を導入するときは新しい言葉で。