単純作業のBGM

書いた smoothjazz.com はどうにもしょっちゅうはさまる局自身の宣伝がうざい。で同じくビットレート128 kbps の Absolutely Smooth Jazz on Sky.fm に移ってた。
が、最近どうも Extreme Radio がいいのではないかということになってきた。やっぱデスメタルですよデスメタル。長年の鍛錬によりメタル耳になってさえいれば、全く予想を裏切らない流れるような様式美の世界は非常に耳にここちよく精神集中を邪魔することがない。
時にですな、日本に行った機会に菊地成孔大先生の御本や御CD/DVDをかなり買ったのです。で、まだあんまり聴いてない(というかパッケージの封を切ってないのもある)んで論評も糞も、というか元々私ごときに論評する資格も何もありはしないんだけど、でもそういう資格がとかいう考え方は大嫌いなのでやっぱり書くけど、というかどっちにしろ書くけど、どうもジャズのリーダー二作は女子供とは言わんけど女性向きな感じがした。で期待してたDCPRGの方はなんつーの?演奏がソリッドすぎませんか。ライブ版も。なんというか理に落ちているというか、分かりすぎる気がしたがどうか。なんというか暴力が足りない。*1
んでトイレでうんこしながら菊地本読んでて思ったんだけど、やっぱ私はメタルが好きな訳ですメタルが。でさー大人(おじさん、と呼んでもいいけど)が聴いても恥ずかしくないメタル、というのはどういったものになるのかな、と考えてたんだけど、いやこの恥ずかしさもまたいいものではあるんだけどそれはおいといて、すごい単純にコーダル→モーダルってのは多分うまくいかないのね。*2少なくとも僕にとってのメタルの気持ちよさってディストーションかましたギターがドラムと一緒にガッ、ガッとコードを押さえるあれが本質的なので。*3
それでですな、菊地大先生いうところのモーダル・コーダルってのでメタルをやったらどうよ?けっこうカッチョイイ音楽がでてきそうじゃないですか?いくつかある私の秘密長期プロジェクトの一つとして、忘れないようにここに書いとく。


*1:追記:その後なんども聴いてるうちにライブ版はかなり気に入ってきた。

*2:追記:しかしコードが進行しないで何分もあるいは一曲丸々停留することでデスな感じ(?)を出すというのはそれこそスラッシュメタルとかでもありふれた技法だと思うけど、こういうのもモーダリティの範疇に入るんかね。。なんか色々わかるにはもうちょっと実学をおべんきょうする必要があるな。まー音楽はとりあえずやってみる、というのが一番美しいんだろけど。

*3:追記:時に大先生は御本でエフェクターかましたギターでビバップみたいな細かいコード進行してもクラスターとして音の塊としてしか聞こえなくてディテールが全部潰れちゃうと書いてたが、それこそ耳が慣れてないだけなんじゃないかなーという気がしたがどうか。うーん中古の電気ギター買って練習してみたいな。モーダル・コーダル・バチェラー・パッド・メタル(;´Д`)